今が旬!浜名湖産の牡蠣が食べられる「ヤギタカキショウテン」。100年続く栄養満点の牡蠣が旨い!

浜名湖って、本当に豊かな海なんですよ。浜松の象徴ですねー。
最近はマリンスポーツのメッカにしよう!なんて動きもあって、浜名湖でいろいろな楽しみができるのは嬉しいです。
今のシーズン、浜名湖の天然うなぎはお休み(冬眠)中なんですが…、代わりにこの時期現れる美味いヤツがこれ!

浜名湖の牡蠣!
粒がデカい!!広島や宮城の牡蠣とはまた違う、ずっしり重量感には旨味たっぷりです!

浜名湖は面積も大きくて日本で10番目に大きな湖。
江戸時代に地震で崩れた「今切口」から海水が入り込む「汽水湖」で、干潮と満潮で海水が大量に出入りするから、魚介類の種類も豊富で昔から漁が盛んなんですよ。

普段は岩場の奥底に潜むクロダイが、新居の砂浜を泳いでいたり、1mを超えるスズキがルアーで釣れたり、小さなハゼやキスが釣れたりと、なんともバラエティ豊かな海(湖?)なんですよ。

そしてなんと佐鳴湖も汽水湖なんですって!同じ水系なんですね。

養殖の歴史は意外と古い

浜名湖のカキ養殖の歴史は意外と古く、明治20年、東海道線の建設工事が始まった頃からと言われています。
浜名湖に鉄橋を架ける際に組まれた蛇篭(じゃかご)や石の間に天然のカキが育っているのを発見した舞阪町の田中万吉氏が、鉄橋近くの水深の浅い湖底に砂利を敷き並べて養蛎(ようれい)場を作り、そこに幼いカキを置く地蒔(ぢまき)式という方法で養殖を始めました。その後、カキ養殖業者がしだいに増加し、浜名湖はカキの産地として知られるようになりました。
出典:浜名湖牡蠣の歴史(浜松市公式HP)

ということで、牡蠣漁師の八木田さんへお邪魔しまして、加工場を見学させていただきました!
八木田オイスターさんは大正11年(1922年)創業、3代続く牡蠣漁師さん。96年目とは歴史を感じますよ。

浜名湖と北海道のコラボだった

牡蠣ってどうやって育つか知ってますか?
自分はこうしてお話聴くまで、知ったかでした(^_^;)

最初に必要なのが、なんと北海道が産地で有名なホタテ貝なんです。ホタテの貝殻に牡蠣の小っちゃいやつ(種貝)をくっつけ、弦2本で吊るして密着させて浜名湖の養殖場へ降ろし育てていくと。

ほら、新幹線や電車で浜名湖通過するときや、車で湖畔を走ると竹垣を見たことないですか?それが牡蠣を吊るす場所だそうですよ。

このとき、クロダイが食い散らかしに来る!
だから最初は密集させて食べられないようにするんですって。

手間暇かけて、浜名湖の栄養吸収

その後成長してくると、さすがに窮屈になってくるので間をあけて、そして浜名湖を移動するんですと。場所も漁協が管理していて、良い場所はそれなりの場所代がかかるんですね。

養殖と言うと、同じ場所で育てるものだと思ってました…。潮の流れが良い南沿岸と、プランクトンが豊富で栄養たっぷりの奥浜名湖に2~3回かけて吊るす場所を移動させるんです。浜名湖の状態を知り尽くした漁師さんだからこその技ですね!

すべて手作業で、心を込めて

引き揚げてからは牡蠣の商品化作業です。
このカゴ1つで30キロくらいの重さなんだとか。この獲れた牡蠣を一日なんと!3千個以上を手作業で洗い、殻剥きしていきます。大きいものは殻付きで出荷し、ほかに剥き身で出荷していきます。

殻剥き作業もお手のもの!芸術的な舞踊を見るようですよ。

剥いた後の殻は、以前は産業廃棄物扱いだったですが、今は周辺の漁師さんが出す牡蠣殻を全部業者が集めて、砕いて農業用の肥料として使います。殻のアルカリ成分が土に良いらしく、土壌の酸性を防いで良い農作物が育つんですって。浜名湖のみかん畑に撒いてみかんが美味しくなってそうです。
うーむ、浜名湖の美味しい循環がここにもありましたな!

浜名湖の牡蠣をブランドに!

八木田さんは「YAGITA OYSTER」としてブランド作りに力を入れて、ぷり牡蠣をお届けしてくれてます。
加熱しても縮まない、これってダイエット食ですよ!
ここまで育つのになんと浜名湖に浸かること1年8か月。台風にも負けずじっくり育った牡蠣ですから、そら美味いだに^~^

ここで美味しさを保つ秘訣を教えて貰いました。
『牡蠣は水に晒すとうま味が溶けてしまうので、調理前にさらっと水洗いするのが秘訣ですよ』

今年は粒が大きいけれど残念ながら獲れ高が少ないとか…
毎年3月くらいまでは牡蠣がありますけど、今年は早めに終わってしまう可能性もあるみたいで、旬の今の時期にお買い求めるのがおすすめです。牡蠣小屋もやってますから、一度訪ねてみてはいかがでしょうか^^

ヤギタカキショウテン
八木田牡蠣商店 YAGITA OYSTER FACTORY
住所   431-0211浜松市西区舞阪町舞阪18-1
電話番号 053-592-0485
営業時間 8:30〜15:00(火曜日・土曜日は午前中のみの営業となります)
※11月〜3月の5ヶ月間のみの営業となります。尚、牡蠣の状況に応じて早期販売終了を行う場合もございますので、一度お電話にてご確認をお願い致します

駐車場  あり(工場の道を挟んで反対側へ1台駐車場をご用意しております。)
※西区協働センター駐車場もご利用ください

浜松市西区舞阪町舞阪18-1

浜名湖の牡蠣は加熱用なので生食はできないですが、
白菜やねぎとともに牡蠣鍋にしたり、オイスターバター炒めで濃厚な味を楽しんだり、浜名湖の新たな名物「牡蠣カバ丼」なんてのもいいですね~。
冬季限定!浜名湖の新グルメ「牡蠣カバ丼」が味わえるお店15選!

これはこの冬、食が進んで風邪知らず間違いなしですね!

ABOUTこの記事をかいた人

藤村紀和

今日もバイクの街はーまつが生んだポンポン「スーパーカブ」で走る、遠州率は100%・歴史(徳川よりも今川派)とスイーツ(毎週ソフトクリーム食べてます)と都市伝説が好きな、セールス売上げ着火ライター